発信主義。:「抱えるくらいなら、発信【発進】せよ」 **** mistyの目に映る様々な社会現象を、考察・検討を通してグダグダ考えましょう。
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こんぱらーmistyです! 深夜更新です。少し昼寝をし過ぎたようで…
それだからというわけでもないんですが、今回はすごく肩の力の抜けたエッセイでも(*^_^*) まぁ、基本的にいつも大したことを言っているわけではないんですけどね…←
@きれい・かわいい・かっこいい/”オシャレ” の区別
褒め言葉は、たくさんあります。人に対する賛美に対してもそうです。それほど、賛美への気持ちというものは多義的であり、またいくら言葉を変えても表しきれないものであり、それだけ深いということでしょう。
最近のワカモノ(笑)の、主にルックスに対するホメ言葉としては、女の子だったら【かわいい/きれい】が主流で、他はよく分かりません。男性だったら、クールとか、かっこいいとか、ダンディ(笑)とかありますかね。
さて、女性男性を問わずして、”オシャレ”という言葉がほめ言葉の一つとしてあると思います。
「○○さんオシャレー!」 とかいうのですね。
この”オシャレ”という言葉は、他のほめ言葉とは差異があるように感じられます。
主流的な(主にルックス面に対する)褒め言葉は、きれい・かわいい・かっこいいですが、この中に「オシャレ」という言葉を同格的に扱うのはちょっと違うかなーという気がします。
というのも、オシャレというのは、専ら”ファッション”を背景として、それとの関係において使われる言葉だからです。
「○○さん・君がオシャレ」というのは、何よりもまずファッションが良いということであり、その人のルックス/全体像に対するほめ言葉としては、本質的に違うということです。
しかし、ごまかしか拡張か、「きれい・かわいい・かっこいい」という言葉と並列して、今やオシャレという言葉は同格に扱われているのが現状です。
ごまかしとして捉えると、それは皮肉にも似た、一種の冷たさに他なりません。
他方で、拡張として捉えると、ファッションそのものも含めて、人物に対する賛美の構成がなされている。分かりやすく言えば、ファッショナブルであるということが、割りと直接的に今の「きれい・かわいい・かっこいい」をそのまま規定している。
こう考えると、”オシャレ”という概念も、中々深いですね。 心のオシャレという言説もたまーに見かけたりするのですが、オシャレは派生的な、つまり元々は専らファッションとの関係において使用されていた意義とは異なる、広い賛美への意味作用を働かせるものとして、起用しつつある。
ファッションとは、とりもなおさず身体的なものだと私は考えています。衣服やアクセサリーは、<身体>の拡張ないし変容として、捉えなければならない。
今、オシャレという概念が、人への賛美への一般的なほめ言葉としてますますその地位を高めているのなら、それは、<身体>の美が、人の美へかなり多く貢献する。 身体の美が、すなわち人の美である。
これは言い過ぎでしょうか。 なにも、オシャレという言葉が使われたのは最近に限りません。昔から使われていた言葉です。
身体の美が人の美の一構成要件である事は間違いないのですが、私的には、オシャレというほめ言葉が流行しつつあるのは、そういった「きれい・かわいい・かっこいい」といった一般的な人の美に対する賛美に、上記の変容を見てとります。
はい、オシマイ。 反論どうぞ!
@ misty
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