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発信主義。:「抱えるくらいなら、発信【発進】せよ」 **** mistyの目に映る様々な社会現象を、考察・検討を通してグダグダ考えましょう。

フルハウスは嗤う

   

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貧困社会って、本当にだめなのか?


 あけまして、おめでとうございます、mistyです(*^。^*)
僕のノートパソコンのネットの接合部分がたぶん壊れてしまっていて、だから友達のPCから久しぶりにワイドな画面(笑)でネットを堪能する。 
 年明けてから一発目の投稿は、なんとも・・・な感じになりそうですが。。笑


@貧困社会って、本当にだめなのか?
 について。冒頭からなんですが、実は自分が真に物的貧困に遭遇したことがなかったり、手持ちの資料も特にあるというわけでもなかったりします。ゆえに、上のようなことをあーだこーだ言っても所詮は机上の本当の「空論」と化してしまうでしょうが…(・・;)み、みなさんも一度くらい、格差社会の是非についてうーんと思索を張り巡らしたことがあるでしょう?笑今回は、共産主義(ないし社会主義)から提起される批判と世界の歴史の整理、次に現状を再確認してから、最後に資本社会の前提である人間像の妥当性についてちょこっと述べたいと思います。
 むしろ、みなさんがどう思っているのか・どう考えるべきなのかを聞きたいくらいの気持ちでいきます。(笑)

(1) ユートピア思想
 たとえば、現・日本共産党のポスターの宣伝文句はこれ。

「貧困をなくし、平和な社会と日本へ」

 後半部分は、分からなくもないです。日本は憲法前文でも平和主義を採用しているし、それは国内のみにとどまらず国際関係において見出されるべきものだと思います。
 前半部分は、とりあえずは日本の現状の資本主義社会が生み出す貧困・格差問題への反発、と捉えて構わないでしょう。歴史的にも、まず近代以降資本主義が世界を席巻し、それに対抗する形でいつも共産主義や社会主義があらわれてきたし。
 資本主義の一応の定義は、始原的なものですが「生産手段が少数の資本家に集中し、一方で自分の労働力を売るしか生活手段がない多数の労働者が存在する生産様式」という、マルクスの提唱したものからでいいでしょう。定義から内在的に、少数の資本家と多数の労働者というピラミッドに似た上下構造を付随していることを読み取ります。
 歴史の沿革から見ても、基本的には、労働階級(=下流階級?)の方からの貧困層の流出が顕著になる。反旗を翻す形で共産主義や社会主義が台頭するのが、歴史上の共通項のようです。



 というか、私は共産主義の掲げる平等思想・平和思想そのものはかなり好きなんです。(笑)ユートピアとゆうと、イデオロギーの言葉と等しく、ある何らかの背景を既におっていると前提されがちですが、ここでは単純に理想的、ぐらいに。人格みなが等しくて、給与も一律に等しい。 むしろ人間社会が目指すべき窮極の社会観が「共産主義」であるとさえ思っています。
※歴史の時間的進行性を踏まえて、共産主義は、民主主義・(自由主義)・全体主義・自由民主主義・社会主義ときて、「次」に来るべき新たな社会の体制、という風にみる見地もあるみたいです。※  ただ、ロシアの革命や東欧・中国等のそれは、早すぎた共産主義の到来としてあった。
 共産主義と社会主義の実質について高校世界史レヴェルの知識しかない私が思うのには、
 
まずもって、この主義が実現されるためには、まず人間一人一人がものすごい善のかたまりそのもにならなければならない。加えて、みんなが同じエネルギーで現状(資本主義が一般に各国を席巻している)を打破しなければならない。この2つの圧倒的なエネルギーを誇る制約が、今のところは資本主義をどう組み立てなおしていくか、で経済の議論のほとんどがそれを中心としている大きな原因だと思います。

 文明が発展しても人間は発展するとは限らない、とは言われますが、まぁ実際あと300年くらいあったらできないこともない・・・? このへんはよく分かりません。


(2)貧困社会=格差社会の平等性

 とりあえず、日本や、「社会主義や人民主義を採用していない先進国」内で貧困や格差の問題が訴えられているのは、当該社会が資本主義であることに異論はあまりないハズ。
 (修正されたものであれ)資本主義は、貧困をどんどん生み出す機械みたくなっているじゃないか?

と。
しかし。

貧困社会=格差社会そのものは、極めて平等な社会なのでは?(-"-)
 なんかと僕は思ってしまうわけですが。これはどーなんでしょうか。
 現実をどー見ても、昨今の議論の中心にあるのは、格差社会=絶対悪、と捉えてそもそもの体制批判をするというよりも、格差社会それ自体はいったん是認して、その運用の在り方を巡ってあーだこーだと言っている処にないですかね?(´ψψ`) 以下は、あくまで私の頭の中(だけ)にある考えでが。
 格差社会というのは、大変合理的な人格観を前提として、構築されている。むしろ、非・格差社会こそが、不平等社会に他ならないのでは。かつての、ソ連での市場政策が、歯が立たずついには一国の滅亡という事態を引き起こしたように。


***いったん筆休め***
もちろん、上に述べたように、日本に見られるような格差社会は、その社会の運用状況に解決が施されるべき問題が数ある、と私は思っています。だから、以下では格差社会の是非云々の話ではなく、資本主義をベースとした格差社会が前提としている、人間像の妥当性について、ほんの軽く検討します。


(3) ものさしと均一化

繰り返し述べるように、以下の記述はマルクスやケインズの概念に厳密に沿ったものでもありません。かなり手前勝手なイメージです。
まず、括弧1でゆったように、少なくともマルクスの定義から直接資本主義の構造を引き出す見地に立つと、そこには少数バーサス多数の、ピラミッド型の競争社会がモデルとして置かれてあることを読み取るのにそう無理はありません。 さて、近代社会科学たるところの、近代法や経済は個人に何を与えたか。

共通項としてあるのは、「画一性」ないし「均一性」です。法律は「人」を一律的に定義し(私権の享有は出生にはじまる、年齢20歳をもって成年とする等)、経済は合理的モデルを「人」に求めました(家計の効用最大化行動、企業の利潤最大化行動等)。

(個)人の概念そのものについては、それこそ10人いれば「人って、こういう生き物だ!」と10通りの返事がありそうなもので、要するに多元性を帯びているだと私は捉えています。
だが、個人が上下に動く競争の中では、当然に法や経済などの、社会に馴染む為、個人を何らかの形で固定化するものさしが必要となってきます。そこで、本来多元的である彼らにいろんなものさしを使用する。そうやって、ヒトの画一化・均一化がなされます。 男性/女性の峻別、年齢に基づく役割の振り分け、労働力による差別化…。
そうしてようやく歯車は擬制され、みなが動き出すといったイメージ。歯車が止まった時用の交換制度、各歯=基準測定、の移り変わり等等が制度運用の問題、か。

想像も構想もこの上なくシンプルで、少なくとも景気を考える上には「悪くはない」、概念。


しかし、先ほどもいったように、私の人間観としては、本質的にバラバラ、(だからいいんだ・サラダボウルみたく)だというのがあります。だから、もともと異質なものを画一化ないし均一化しようとする分、その歯車やものさしの測定つまり「個人の何をどのように図るのか」という事柄に常に焦点が合わせられなければならない。
けど、「この歯の図り方はダメだ!」(例えば、所得財産に応じて参政権を付与していた帝国憲法制定初期の男子選挙への不満)と言って、一度使ったものさしで運用させた歯車をまたいちいち図り直して修正するのも、面倒=社会の安定性を重視する立場やコストの見地からは、問題。 ここで悩ましいのでしょう。

ということで最終的にはものさしの話になりました。笑 あの、最後に何ですが、最近古本屋でよく見かける、三浦著「下流社会」(2005、光文社新書)。これを読み終えて、個人的には斬新な視点でものすごく面白かったというのが感想なのですが、本書では今の日本社会に総じて「足りない」ものとして、人生への意欲がない、とか述べていて…

゛意欲゛とはこれまた、どう図るのかと思いきやそこまで踏み切った検討でもなく(ほとんどが独自のアンケートや意識調査に基づく数字によるもの)。。

書物として読むには面白いけど、到底これ1冊では新たなものさしへの提案にすらならないだろうな…などと思いました。
貧困を自動的に生み出す格差社会って、実のトコロどうすればいいんだろう。

ミスティ @

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無題

  • by NONAME
  • 2010/01/07(Thu)16:32
  • Edit
途中に失礼

ブータンではGDHを指標とし、「経済的に発展しているのが良い」という観念から脱却しています。
今の日本もそういった方向にシフトチェンジしていかなければ(いかなければ、とか言ってる時点で不可能っぽいですが)どんどん縮小していくと思います。
まぁ縮小していくのはそれはそれでいいのかもしれませんが。
結局日本にキャピタリズムは根付かないと思います。

無題

  • by ミスティ
  • 2010/01/08(Fri)01:16
  • Edit
〈NONAMEさん
明けましておめでとうございます\(^O^)/
まずは、コメントありがとうざいます!笑 最近アクセスカウンタは回るがコメントがなくて、、笑

なるほど。80年代の日本社会は、全体がやはりバブル現象などによって浮かれムードを引き起こしていたんでしょうかね?
ブータンでのその基準の実質と、実際の所脱却してみてどんな感じなのかすごく気になります。。 うーむ(´Д`)

どうでもいいですが私は記事を書いていて、自分が今かなり右よりの考えになっていることに気付きました。笑

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私にとっては、新しい試みです。

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misty
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性別:
男性
誕生日:
1989/03/19
職業:
学生
趣味:
読書/音楽鑑賞/音楽制作/小説執筆/美術館巡り
自己紹介:
学生をやっております。
*好きなモノ・コト
自分哲学すること。
音楽を聴くこと、観ること、演ること、造ること。
映画鑑賞。静かな空間。くたびれた電車の中。美術館。
江國香織。遠藤周作。田口ランディ。

*苦手なモノ・コト
喧噪。口論。理論づくしの人。
早起き。健康的な生活。
デスメタル。精神性のない形骸的ロック。


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