宮内庁問題(ヤフーニュースより)
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/imperial_family/?1260843439
で、民主の小沢さんが宮内庁長官に対して事実上の辞任を求める行為があったってことなんだけども、、
はぁ。。。小沢さんが嫌いになってしまったよ((+_+))
そういう長官の言動は、「日本国憲法と民主主義をまったく理解していない。そうでしょ?」と、もっともらしく言ってる箇所があって。
なにそれ、あなたがまるで日本国憲法の最高有権解釈者みたいな態度。
天皇の政治的問題にまつわる憲法問題に解しては、種々の解釈があってしかるべきだし。
もっとも、ちょっとだけ私が口を出せば、「天皇(の自律的行為)を尊重する」方向に働く小沢さんの意見も、宮内庁長官の「天皇は一般的に政治に中立的であるべし」という立場も、特段峻別・対立するものではない。むしろ、両者の天皇制の前提の考え方は共通している。
のに、なぁ・・・。
ブラウン管の向こう側で映っていた記者会見の時の、小沢さんの脅迫じみたそのセリフと雰囲気には、げーーと思ってしまった。
本論はここからなんですがww、 こういう「好き・嫌い」って感情は、改めてメリットがあるなぁと思ったのです。
だって、「好き・嫌い・どちらでもない」、で物事を片付けておいたら、それはまた「変わる可能性」があるんだもの。
上の例でいったら、こういったことでドヨーンと小沢さんを嫌いになってしまった僕でも、-反対にどんどん嫌いになっていく可能性はここでは省略してw-、たとえばこれからの彼の政治活動等を通して、私の心象にプラスを与えかねていくかもしれない。んで、総選挙の時までには、「好」の印象もあいまって、そちらのほうに投票を・・・という結果も、起こりうるかもしれない。
別に単なる妄想ではなくて。よくあるでしょう、理屈や理論で決めた物事よりも、「好き嫌い」の感情論で決めた物事のほうが、時間を経てみれば変わってたりとか。 昔は大嫌いだったおふくろの聴いていた氷川きよしが、最近になってあぁー彼も演歌界の一大ホープでやってんじゃん歌もいいじゃんみたいなの(じゃあ好きになったのか?と問われれば、「どちらでもない」と答えると思うw)。
時間の経過が、好き⇔嫌いの変動の要因として大きなものの一つかとおもわれます(=^・・^=)
繰り返しになるけど、妥当である(又は正しい)⇔妥当でない(又は正しくない)、の変動は、一旦おりゃ!という感じでその意見に辿り着けば、ちょっとやそっとのことでは中々根本の意識は変わらない。 時間の経過とか、そういうのとは少し位相が違う気がします(もちろん時間を経る中で、あぁやっぱりこの意見が根底としている意識は妥当でないのかも、みたいなのはあるにはあるかもしれんが・・・。)
とすれば、「好き・嫌い」の処理のメリットと関連して、一つだけ別の事柄をカンタンに。
「世論」。
この野郎は、用語法的には「論」と後ろに名前が付いてるくせに、理屈や理論のみから形成されるものじゃない!
例えば、鳩山政権について。発足当時は、自民党の野党からの脱退という歴史的にも大転換の背景があるだけに、そりゃもう元々民主の人・そうでない人からも、圧倒的に世論は「好意」を示していた。
だけど、さぁ溜まってきた日本のダム工事問題をめぐる国交省の言動だとか、行政刷新委員会(ワタシ、これについては具体的運用の仕方に問題があると思われ・・・)による事業仕分けがスタートしてだとか、普天間基地問題をめぐる外交の動向だとか。 はや3カ月そこそこで、とりあえず新聞やニュースなどによれば鳩山政権に対する世論は一色好意ではない(西日本新聞、09.12.13、3面記事)、みたい。
でも、これもいいことなんじゃないかって思う。世論は、そういう風に「好き・嫌い」の選好の枠組みとして、そこから形成される側面を有している。だからこそ、いい意味で「流されやすくもある」、のだ。
ちなみに、そういった「流されやすい世論」に対する国家自身がとかマスメディアがとかの心理的コントロール、を論じようとしているわけでもない。 私が思うのには、国や地域の政治だとか経済問題だとかを考えるにあたって、真に自身が深く関わっている・関わるべきである事柄に対しては、理屈や理論も備えて慎重・強力な姿勢を持っておくべきだ。 しかし、そうでない事柄に対しては、「好き・嫌い」のレヴェルに「留めておく」。深入りしない。 「鳩山の奥さんなんかスキ!期待できそう!」とかでいいと思う。 したら、それは時間の経過とともに妙な固執を産まないし、いつでも弾力的にそういう事柄を整理できることにも繋がる気がする。
そんな感じですが、私は自民党賛成の立場なのです、これがまたw 野党側の自民党は、イイ動きをしてくれてると思うなー。
misty @
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