発信主義。:「抱えるくらいなら、発信【発進】せよ」 **** mistyの目に映る様々な社会現象を、考察・検討を通してグダグダ考えましょう。
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こんばんは、mistyです!
俯瞰税! なんだこれは笑、不完全性の「謎」ではありません。
「なぞなぞ」です。
ちょっと、変わった話をしようと思います。つまり、自分でも答えが見つかっていない事柄ですw
以下の、命題(条件に近い)を置きます。
命題:「あるひとつの、不完全な供給ないし需要、または存在(状態)がある、とする。」
この条件(命題)の下において、人との関わりを考察したいと思います。
ちなみに不完全とは、’完全’、完全に満たされている、の反対の観念。
そしてもう一つ、前提として、10割=完全(な状態)、とします。
つまり、3割も、7割も、不完全であるということになります。
12割、17割などは超過です。
たとえとして、幾つかのりんごと、10人の人々がいたとします。
上より、
前提条件a :「人1人に対して、りんご一個が供給されているのが、完全な状態であるとする。
人1人に対して0.5個は不完全、1.3個は超過である。」
さて、りんごの数を8個だとします。10人の人々は、りんごの配給をうーんと考えます。
配給方法を、あれこれ考えだします。
大きく、以下の2つの場合を考察することにします。
b:まずは簡単方法 → ’多数決の原理’ を用いる
これは、安易ですが中々強力な武器です。困った時の多数決です。
具体的なシステムとしては、1つはジャンケン。 ジャンケンって、多数決の原理に結びつくことが多いですよね。
ジャンケンをして、8人が勝って、2人が負ける、そのような状況を作出する。
そして、勝った8人にりんんごを支給し、負けた2人にはおあずけ。
すると、1個=十割のりんごをもらった8人は完全状態を満たし、りんごをもらっていない=0個りんごをもらっている2人は不完全状態になった、と置き換えられます。
8人→ 完全 2人→ 不完全
完全の方が多いとはいえ、2人の人が不完全に陥っている、ということを指摘します。
c:ちょっとややこしい方法 →全員に平等に行き渡るようにする
これはつまり、8÷10、を意味します。
ここでもし、命題aで設定した「あるもの」が、もし分離不可であったならば、この割り算は
8÷10=1あまり2、
となり、bでやった方法とあまり変わりがありません。 りんごは切れますw 良かった良かった。
つまり、
8÷10=0.8
実際には、ちょっと面倒くさそうです。
まず、1個を、じゅうぶんのはち、とじゅうぶんのに、のラインで切って分けます(前者を最初の一人に渡します)。
0.8+0.2
次の人も0.8個もらわないといけないのですから、次のりんごを6:4の所で切らないといけないようです。
さて、そのやりとりをざっと足し算の式で示すと、以下のようになる。
0.8+(0.2+0.6)+(0.4+0.4)+(0.6+0.2)+0.8+0.8+(0.2+0.6)+(0.4+0.4)+(0.6+0.2)+0.8=10
りんご五つ目の所で最初に返りますので、8:2と6:4の切り目を何回か(もうここは数えません笑)入れると、うまく行き渡るようです。
さて、しかしこの状況は、0.8=不完全を、10人全員が共有している、とも置き換えられます。
10人→ 不完全
全員が完全ではないのだけれども、その不完全さはかなり完全な状態に近い(8割→10割)ということを指摘しています。
私達の社会では、いろんな「不幸」のシステムが存在します。その数あるシステムのうちでも、上のb/cのどちらかのケースに類似しているものが多いように思えます。
b, cどちらの方法をとるにせよ、「不完全」の状態は消えません。
完璧に消去させるとするなら、最初の前提条件a:「人1人に対して1個支給されるのを完全」を操作することです。
もうちょっと詳しく入ると、つまり、上の話では、1人に対して1個のりんごが与えられるのが”少なくとも不幸せではない”状態であったということが、暗黙の了解にあったということです。
ですからこの暗黙の了解にメスを入れられることができれば、どうにかなるかもしれません。
しかし、暗黙の了解というのは得てして手ごわいものです。やっぱり人々は、隣の人がりんごをちゃんとまるまる1個もらっているのに自分が半分だったり6割だったり7割だったりすると、不満・不平・疑問・怒りの念を感じずにはいられないわけです。
さらにここに、もうひとつ別の、暗黙の了解はあります。
「隣の人が1つもらえるのなら、おれも同じように1つもらえるはずだ」
という意識です。
変な話、隣の人というのが、王様であったり、武士の上の位であったりする人であれば、「王様は2個、自分は1個がアタリマエ」みたいな話になってきそうです。
しかし考察では、「人」の属性を考察には入れませんでしたので、隣がもらえるならおれもという暗黙の了解は大前提としてあります。
8人が完全で2人が不完全(その程度は、0割という相当なもの) /全員が不完全(その程度は、8割という限りなく10割に近いもの)
・・・どちらがいいか?
そんな質問には答えがありませんが、世界はこの2極で案外回っていることも多い気がします。
これを軸に、次回に回したいと思います。
misty @
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